社会福祉法人ゆたか会

保育理念

愛情あふれる保育

子どもが心身ともに、ゆたかにすくすくと成⻑するように、
人間に対する尊厳と尽きせぬ愛情を持ち続けて、
愛情あふれる保育を行う。

創設者のことば

幼児の生活環境並びに保育の仕方が、その子の人となりひいてはその子の将来の決定に、どんな役割を持つものであるかを 身をもって思い知る私たちであります。
それ故に、私たちはどんな困難、どんな障害にあっても、人間に対する尊厳と尽きせぬ愛情を持ち続けてその幸せを願い、私たちの子ども、私たちの園児が身も心も清く、ゆたかにすくすくと伸びて行きますように、すべての保育の場を童心に対する愛情でうずめ尽くす信念であります。
創設者 福田豊作は早稲田高等学校の教頭の職を定年後、乳幼児期の生活・教育こそが人格形成、その子の人生の基礎になるとの思いから、昭和36年に小平の地で保育園を開園しました。創設者の言葉にある「すべての保育の場を愛情でうずめ尽くす信念」をもって、保育をすることを法人として大切にしています。乳幼児期に自分は愛されているという実感をもつことが、自己肯定感を育みます。大切にされて自分を大切にすることを知り、周囲の人への信頼感をもつことが周囲の人、物、社会を大切にすることにつながります。どんな時代であっても自分らしく社会と関わって生きていく上で根本となる重要なものです。保育実践を続け半世紀を超えましたが、今の時代だからこそ丁寧に取り組んでいきたいと考えています。

保育方針

「愛情あふれる保育」を実践するために

子どもが心地よく生活できる環境を整備し、子どもの気持ちに寄り添います。その子らしく生き生きと遊び生活できるよう配慮し、様々な実体験を通して自ら育つ力を引き出します。自分を表現し友だちと一緒に生活する中で人とかかわる力、仲間とともに生きる力を育みます。

保護者とともに育てるために

保護者と園は車にたとえるなら両輪のようなもの。どちらかが大きすぎたり勝手に動き出したらバランスが崩れ、上に乗っている子どもを支えることはできません。子どもを真ん中に手をつなぎ、個々の育ちを認め喜び合えるよう配慮します。職員の専門性を高めて保護者を支えます。関係機関と連携し見通しをもってその子の発達を捉えます。

地域の子育ての拠り所であるために

地域の子育ての拠点として子育て支援や世代間交流に積極的に取り組みます。子どもたちにとって今、大切にしなければならないこと、社会福祉法人として社会に求められていることを踏まえ、地域の特性を生かした取り組みを行います。地域や関係機関と連携し、みんなで子育てを行い子どもを守る地域社会をつくります。